タップ径を統一し段取り削減によるコストダウン
板金設計において、タップ径が複数ある図面を頂いた場合(M4、M5等)は、1種類に比べると加工の際に、その都度工具やボール盤のセット替え等が発生するのでコストアップにつながってしまいます。
板金設計を行う設計者と、製作者との間で事前に打ち合わせを行い、設計変更可能であればタップ径を統一します。
こうすることで段取り替えが必要なくなり、コストダウンにつながります。
POINT
板金設計においては、品質や機能はもちろんのこと、それを維持しながらいかに作業工数を増やさない設計を行うかが、最終的なコストを左右します。タップ加工が必要な場合は、できるだけ統一することで段取り作業が少なくなり、コストダウンに繋がります。