断熱材などで見えない部分は、コストダウンを検討する
屋外で使用する機器などには断熱材を内側に張るケースがあります。しかし、この断熱材は外からは見えない、外気には晒されない部分なので、風雨にさらされる外側のような塗装を行う必要は、機能上必要ありません。
製品に結露防止を目的として採用される断熱材を取り付ける際は、断熱材によって見えない部分などは過剰な塗装は必要ありません。従って、この部分塗装の仕様を緩和することでコストダウンにつながります。
POINT
品質を重視する設計者は、どうしても細部の使用に拘ってしまいがちですが、行き過ぎるとコストがどんどん上昇してしまいます。従って、必要ない部分は塗装しない、あるいは緩和するなどして、うまくコストを抑えるような設計を行うことが求められます。