未然にさび発生を防止するため、ブラインドリベットを使う
製缶板金において、部品同士(特に薄板)を固定する場合はドリルビスなどで固定しますが、どうしても切粉が出てしまうので、サビが発生する原因となることがあります。
部品同士の隙間に入り込んだ切粉は取り除くことが困難なうえ、後にサビへと変わります。ビスレスによる方法としてブラインドリベット固定を採用すれば、切粉によるサビ発生の懸念がないことに加え、作業性も向上するのでコストダウンにつながります。
POINT
サビの発生が許されないような製品は、サビが発生しない素材の選定と共に工法も吟味することが必要です。従って、サビの発生を回避するために素材を吟味したうえで、締結方法としてブラインドリベット固定方式を採用すれば、この締結部分からのサビ発生の懸念がなくなります。