サビが許されない場所はステンレスを使用する
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精密板金や製缶板金において、図面中に鉄系の材料の指示がある場合でも、事前に打ち合わせを行い使用用途や設置場所を明確に知っておくことが必要です。使用環境によってはそのままの素材で製作を行うとサビが発生することにつながる可能性があります。
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使用環境などを事前に打ち合わせをしておき、常に水に接触するケース(タンクなど)や海岸近辺など塩害が予測される場所に設置する場合は、鉄系の素材ではなくステンレスに仕様変更することで、サビの発生を抑えることできます。
POINT
その製品の素材がSS などの鉄系の材質で指定されている場合、設計・製作上もその指示に従う必要がありますが、使用環境からいって鉄系が適さないことがあります。特に蝶番などの部品は、ステンレスを採用しておくとサビが発生せず、安心です。