結露防止および結露水の排水を考慮して設計する
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屋外で使用する建築板金のような製品はどうしても結露が生じやすい製品です。結露は内部と外部の温度差がある場合に発生しやすく、結露が発生するとサビや腐食の原因となります。
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建築板金製品の結露防止のためには、断熱材の利用やペアガラスを採用することにより結露を抑えることができますが、構造上どうしても発生してしまうケースは、結露水の排水(水抜き穴等)機能を設けることによって、サビや腐食を防ぐことが可能となります。
POINT
結露を防止する方法としては、ペアガラス、断熱材などがありますが構造上限界もあります。従って、結露が発生することをあらかじめ想定し、結露の発生場所と排水経路を設計に織り込んでおくことが必要です。