現地取付の際の溶接レス化を行う
製品を建築現場で取り付ける際は、溶接で固定することが多くあります。この場合は、強度は十分に保つことができますが、溶接部からサビが発生しないように後処理(防錆塗装)等をする必要があります。
溶接部をボルト・ナットでの固定に切り替えることが可能であれば、建築現場での溶接レス化を図ることができます。溶接レス化を図ることは施工時間の短縮や仕上がりの均一化、さらに工具の簡素化につながります。
POINT
屋上は地上の作業効率よりも大きく落ちるため、なるべく作業工数を減らすように配慮することが必要であり、防錆処理も一手間です。従って、サビを回避することが求められる現場では、溶接部はなるべくボルト・ナットによる固定に切り替えるようにします。